「猫かよ、」 「ちがう」 くすぐったかっただけだもん。 「しっかりキレイな髪だな~~」 そう言って飛鳥は私の髪を一束すくうと、サラサラと上からながす。 「……っ」 そう褒められると、すっごく恥ずかしい。 「…本当に天然の黒って感じ。 …染めたことねぇだろ?」 「…当たり前。 まだ高校1年生やってるの。」 「平太とか真っ赤じゃねえか」 「あれは例外でしょ」 あんな真っ赤。 なにに憧れたのかわからない。 戦隊もののヒーロー?