【完】暴走族くんと、同居はじめました。








いや、表現がおかしかった。




これは、きっと。





「…髪、乾かしてくれてるの、」



「見りゃわかるだろ。」




そう言うと、プイッとそっぽむく。


えー、照れてる??




鏡越しにしか見えない飛鳥。



表情は隠れてて見えない。




「…」



「……」



ブォォォオオと、ドライヤーの音だけがする。




私の髪に指を通す飛鳥の手の動きが、

なんだかくすぐったい。






思わず頭を少しふった。