「なんでまた勝手に…。」
いつ登録したのか、全く見当もつかない。
そもそも年頃の女の子のケータイを勝手に開くなんてどうかしてる!!
「しっかし使いにくかったな~。
ガラケーなんていつの時代だよ~」
全国のガラケー使用者に謝れ。
ガラケーはいいよ!?
画面汚れないし文字も打ちやすいし!!
THE・ケータイって感じがするでしょ!?
「で、飛鳥に用なんだっけ?
倉庫の中で遊んでるから入ってけよ。」
平太は私の背中をポンポンとして、倉庫へ誘う。
「ちょっと待ってくださいよ平太さん!!
そんな得体の知れない女、倉庫にいれるなんて」
と、そこで弘樹が食いついた。
まぁ気持ちはわかるけど。
疑うことは大事だしね
もしかしたら私が超喧嘩強くて、誰でもぶっ飛ばせちゃう可能性だってあるもんね。
…ないけど。