「ちがうよ平太!! わたしだよ、七彩だよ。」 目立つ赤髪にそう言うと、平太は私に視線をむけた。 そして、あっ、と声をもらす。 「七彩じゃねぇか!!なんでいるんだ!?」 平太がパァァァアと顔を輝かせると同時に、弘樹の顔に戸惑いが生まれる。 「え…?平太さん、このじゃがいも女と知り合い…?」 コイツが? 俺たちの誇れる幹部の知り合い? とでもいうような顔だ。 おまけに私に指まで指してくる。 人に指向けちゃダメだって言われなかったのか…。