【完】暴走族くんと、同居はじめました。







「ちがうよ平太!!
わたしだよ、七彩だよ。」





目立つ赤髪にそう言うと、平太は私に視線をむけた。


そして、あっ、と声をもらす。






「七彩じゃねぇか!!なんでいるんだ!?」



平太がパァァァアと顔を輝かせると同時に、弘樹の顔に戸惑いが生まれる。





「え…?平太さん、このじゃがいも女と知り合い…?」





コイツが?

俺たちの誇れる幹部の知り合い?




とでもいうような顔だ。



おまけに私に指まで指してくる。




人に指向けちゃダメだって言われなかったのか…。