「あっ、七彩ちゃん。
じゃがいもないから、飛鳥に帰りに買ってきてって言っといてもらってもいい?」
「飛鳥の連絡先知らないです…」
「ええええ!?」
え!?
そんなびっくりされるものなの!?
知らないだけだよ!?
「じゃがいもくらいなら私、買いにいきますよ?」
「ダメダメ~。スーパーまでの道、治安悪いから、飛鳥に買いに行かせるわ」
涼子さんは、お米をとぎはじめる。
…あとじゃがいもと、出されてる食材を見ると…カレーかな?
「ん~、私も今携帯水没してて、メールできないのよね…。
七彩ちゃん、悪いけど、飛鳥に直接言いにいってもらっていい?」
「へ?」
直接?
アレ?
え?
「それなら私が買いにいったほうが…」
早い気が…。