「七彩ちゃん…、まだここにきてから10分もたってないけど…?」
千尋があはっと私に笑いかけてくる。
コイツ…、絶対私が逃げたいの気づいてるな…?
優しそうな顔して、ほんと考えてることわからない。
けど、
うんそうだね、まだいるよ、うん!
とか言ってられないの!!
「…ち、違うの!!
先生に呼ばれてたの思い出して…!!
そう、だからダッシュでいかなきゃ!!」
我ながらなかなかいい案じゃない?
今日はこの階をつかってる3年生がいないから、人目も気にせず出れるし!!
「ふぅーん…、まぁ、ぶっちゃけ幹部室なくなったことは、七彩カンケーないだろうし、俺はいないほうが嬉しいけどね」
咲人…!!
どうしよう咲人が神様に見える。
後光がさしてるよ


