秀「んーじゃあー秀弥って呼べ!これでいいか?」

私「……………んで…」

秀「え?」

私「………なんで…」

私「なんでそんなに優しいんですか?こんな得体のしれない人間に」


私は記憶もない、自分が誰かもわからない、軽蔑されてもおかしくないって思ってたのに…

秀「別に、理由なんてないぞ?」

私「え?」

秀「これから家族みたいなもんになる奴と仲悪かったらやじゃん?只々仲良くしたいだけだ!それ以外何もない!」

拓「こいつがこー言ってんだ、呼んでやれよ」

私「拓弥さん…」

凛「私達にも他人行儀じゃなくて本当の家族のように接してね!わがままだって言ってね!」

直「そうだぞ、家族に遠慮はいらない他人行儀だと俺らもやりにくいからな!」

なんでみんなこんな優しいんだろ……

私「凛さん、直樹さんありがとうございます!」

私「………秀弥もありがと!よろしくね!」

「「「おぅ!(えぇ!)」」」