愛「ハルの過去は知ってる。でも、向きあえばいいじゃん」

陽「簡単にいわないで!!!」

気づいたら私は怒鳴っていた。

でも「向きあえばいいじゃん」って簡単に言ったアイにムカツイていたからか怒鳴った事なんてどうでも良かった。

愛「ハルには簡単に聞こえたと思うけど私だって簡単じゃないよ!人と向き合うのは怖い。でも私には味方がいる。ハルにもいるよね?」

味方? 私に味方なんているの?
いるわけ無いじゃん!

愛「ハルにいなくても私にはいる。
両親よ お父さんたちはいつも私の味方でいてくれた。今も味方でいてくれる」

いてくれた?アイも私と同じような事経験したっていうの?

愛「ハルには言ってなかったけどハルが転校してから私が嫌がらせがされるようになったの ハルと同じ理由で」

そんな…… アイも私と同じような事経験してたなんて… 私、偉そうなこと言っちゃったな……

愛「私はハルの味方だよ!だからハルが嫌がらせにあったら私が守る!だからさ変装やめよう?」

私は涙を流していた。 

陽「ありがとう!アイやっぱり大好き!」