「…まだかな…。」






「喉乾いたねー。」





なんて、くだらないことも2人で喋っていても時間はなかなか過ぎなくて…。





───それから40分





スタッフさんが言っていた30分よりも10分遅れて部屋の順番が回って来た。





そして今はカラオケルームの中。





「やっとだね。」





「お腹すいたー何か頼む?」


私がそう言っても、




「夏ー気合入れて歌うぞー♪」




凜ちゃんのスイッチが入った後だったみたい…笑。



もうすでにバンバン曲を入れていた。