「ごちそうさま」
それだけ言うとあの男子は他の人達と一緒に教室を出ていった
「は?」
私はその場に立ち尽くした
「ねーねー!」
調理室に戻ってくると亜美がすぐに駆けつけてきた
他の女子たちもいつの間にか周りに集まっている
「なんて言われた??」
亜美が興味深々な目で聞いてくる
「え?えーっと…
ごちそうさまって…」
それだけ?みたいなことが口々に聞こえた
本当のことを話すと亜美が興奮しそうだから秘密にしておこう
でも、連絡先って…
私は渋々メモをポケットにしまった
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…