渋々調理室から教室に行き
あの人たちの近くに
5人くらいの男子たちが楽しそうに話していて行きづらい
「あ、あの子じゃね?」
そのなかの1人が私をみた
視線が集まる
緊張してきた…
「これ作ったのあんた?」
座っていた男子が聞いてきた
「そうですけど…」
そう答えると
その人は
「連絡先教えるから後でメールして」
そう言うと、なにやらメモ帳に書き始めてはしっこの部分をちぎって渡してきた
そこにはメアドが書いてあった
「え?」
私が迷っているとそのなかの1人が
「怪しい人じゃないから大丈夫だよ!」
と得意気に言った
いや、全然大丈夫じゃないから

