この胸のドキドキをなんと言えばいいでしょう


私はしょうがないなぁ、と言いながら
冷蔵庫へと向かう


「圭人〜、アイス、ソーダとチョコとどっちがいい〜?」

「んー、ソーダかな」

「おっけ〜、じゃ私もソーダにしよーっと」


冷凍庫の中にあるアイスの箱から2本アイスを取り出す




「なぁ、愛莉、俺な、」




「んー?なにー?ごめん聞こえないー?」



圭人の家は今時の家には珍しいくらい純和風のつくりで、縁側とかある家。そんな圭人の家の居間と台所は少し離れていた






「俺なー、松永さんと付き合うことになった」