「そういえばセレスさんは何で女装してるんですか?」
初めて会った時から思っていた疑問を口にする。
「知りたい?……咲貴が今晩俺と一緒に寝てくれるなら教えてあげる」
急に低くなった声に驚く。見た目が完全に女性だから中身は男性だと忘れがちになる。セレスさんの形の良い唇が迫ってきて身体を引く。
「セレスさん、ちょっ…!」
「照れる顔も可愛いね。咲貴」
ぎゅっと抱きすくめられ、身動きができなくなる。また迫ってきて思わず、目を閉じたその時、扉が勢い良く開け放たれた。
初めて会った時から思っていた疑問を口にする。
「知りたい?……咲貴が今晩俺と一緒に寝てくれるなら教えてあげる」
急に低くなった声に驚く。見た目が完全に女性だから中身は男性だと忘れがちになる。セレスさんの形の良い唇が迫ってきて身体を引く。
「セレスさん、ちょっ…!」
「照れる顔も可愛いね。咲貴」
ぎゅっと抱きすくめられ、身動きができなくなる。また迫ってきて思わず、目を閉じたその時、扉が勢い良く開け放たれた。