さっきの店員の声が愛想なく入っていた。 僕は隣に転がっているコンビニの袋のように、床にへたり込んだ。普通に考えれば当然の事だった。 「わざわざ、定期を拾ったお礼の電話なんかしてくる訳がないよな。」 そう思いながら僕は天井を見つめた。