あぁーなんかこいつに悪口言いたい気分。
「将吾のハーゲ!」
「あ?」
少し怖い声だしてきて反抗してきたけど、
あたしはこんなんじゃひるまない。
いつも言われてるあの屈辱的な気分を味わって
もらおうじゃないか!!
「ばーか!ムッツリ変態!単細胞!やーいやーいっ!
あっかんべええーーーだ!」
といったあとにあたしは誰が見ても「こいつの顔ムカつく」って思わせるような顔をしてみせた。(いやどんな顔だよ)
「…………」
ふっ、黙ったな。ざまーーみろ。
まだまだあたしの足元にも及ばんな。
と、将吾に向かって心のなかでどや顔をしてみせる。
