2015年へバトンをつなげて~年を越えるその瞬間~

「そっか、僕消えるんだ。頑張ってね2015年」
僕は、自分の持っていたバトンを2015年へ渡した。
「じゃ、行ってくるね」
そう言って、2015年は走り出した。
「いってらっしゃい」
ボクは涙を流しながら消えていくあいまに言った。
――今年もよろしく。