かつて青年は未来から来た自分自身と死闘を繰り広げた。
その戦いの最中に自分自身の絶望を知った。
いずれ、そうなると突き付けられた。
しかし、青年はそれでも歩み続けた。
たった一つの誓い…
正義の味方になる。
それは今でも青年の心に刻まれている。
絶望した自分自身を否定し
誓いを果たす為に自分自身を踏み越え
歩み続けている。
そして今。
青年は…ある街に居た。
見滝原。
一見、ごく普通のどこにでもあるような日本の街。
しかし、この街で確かに異常は起きていた…