式場には沢山の人がいた。 夢乃はおばあちゃんと座っている。 二人とも、機嫌がいいようだ。 おばあちゃんは、心配事が1つ減って背中が軽くなったはずだ。 人の中には女の人もいっぱいいた。 私を睨んでいる。 少しだけ体が震える。 「結月、どうした?」