それから1分たっても
一向に手は離してくれない


「…先輩。いつまで手掴んでるんですか」




すると先輩はクスッと笑って



「んー…。ずっと、かな?」



「なっ…!」



「一つだけ言うこと聞いてくれるなら」



「え?」