「…ね。急にどうして?」
「何が?」
「今まで後輩はおろか、同学年さえ相手にしてこなかったのに…」
「うーん。なんでだろ。」
本当に、気がついたら彼の手をぎゅっと握ってた。
「生きてる…からかな?」
誰に言ったわけでもない。
独り言のようにつぶやく。
「…」
「私には、彼だけ生きてるように見える。」
「…た、たしかに。すごく大胆だったよねー、あはは。」
「じゃあやっぱり、例の朝ヘマしちゃった新入生があの子?」
「そうだよ。」
「もしかして、リオさん!あーゆう強引なのに弱い感じ?」
空気を軽くしようとして、おちゃらけた声で言うユリノ。
「…。」
自分でもあんまりわかんないよ。
「何が?」
「今まで後輩はおろか、同学年さえ相手にしてこなかったのに…」
「うーん。なんでだろ。」
本当に、気がついたら彼の手をぎゅっと握ってた。
「生きてる…からかな?」
誰に言ったわけでもない。
独り言のようにつぶやく。
「…」
「私には、彼だけ生きてるように見える。」
「…た、たしかに。すごく大胆だったよねー、あはは。」
「じゃあやっぱり、例の朝ヘマしちゃった新入生があの子?」
「そうだよ。」
「もしかして、リオさん!あーゆう強引なのに弱い感じ?」
空気を軽くしようとして、おちゃらけた声で言うユリノ。
「…。」
自分でもあんまりわかんないよ。

