今日は、彼氏的なポジションの和明とデート。
彼、すごく大胆で、
通学電車で初めて会ったときにいきなり連絡先を渡してきた。
最初は、あしらいにくいやっかいなナンパだなぁと思ったけど、
顔を見たらかなりのイケメンだったから誘導に乗ってみた。
あれは、高2の始業式の日だったからちょうど1年前だったな。
あのせいで初日から遅刻したけど、
登校途中で貧血になったふりしたんだっけ。
ま、結局許された。
私が和明を彼氏にしておく理由は2つ。
一つは、イケメンだからステータス的なものになるかなって。
もう一つは、頼んだらなんでも買ってくれるから。
お金に困ってない理由の半分はこれね。
だから、毎回デートはショッピング。
今日は、今度のパーティ用のミニドレスでも買ってもらおうかな。
あとは化粧水とかトリートメントとか切れてきたからそれも頼もっと。
「リオ!ごめん、待った?」
「ううん。大丈夫。」
…じゃないよ。
待たせるとかあり得ない。
「ごめんな。家に鍵かけんの忘れて出てきちゃって。リオに早く会いたくて焦っちゃった。」
「もう。危ないんだから…」
和明は、見た目に反してかなりのあほ。こんなのが私より2年も多く生きてるとか、本当に信じがたい。
「欲しい物なんでも言ってよ。俺、リオが楽しそうにショッピングしてるの見るの好きなんだ。」
じゃあ遠慮なく。
彼、すごく大胆で、
通学電車で初めて会ったときにいきなり連絡先を渡してきた。
最初は、あしらいにくいやっかいなナンパだなぁと思ったけど、
顔を見たらかなりのイケメンだったから誘導に乗ってみた。
あれは、高2の始業式の日だったからちょうど1年前だったな。
あのせいで初日から遅刻したけど、
登校途中で貧血になったふりしたんだっけ。
ま、結局許された。
私が和明を彼氏にしておく理由は2つ。
一つは、イケメンだからステータス的なものになるかなって。
もう一つは、頼んだらなんでも買ってくれるから。
お金に困ってない理由の半分はこれね。
だから、毎回デートはショッピング。
今日は、今度のパーティ用のミニドレスでも買ってもらおうかな。
あとは化粧水とかトリートメントとか切れてきたからそれも頼もっと。
「リオ!ごめん、待った?」
「ううん。大丈夫。」
…じゃないよ。
待たせるとかあり得ない。
「ごめんな。家に鍵かけんの忘れて出てきちゃって。リオに早く会いたくて焦っちゃった。」
「もう。危ないんだから…」
和明は、見た目に反してかなりのあほ。こんなのが私より2年も多く生きてるとか、本当に信じがたい。
「欲しい物なんでも言ってよ。俺、リオが楽しそうにショッピングしてるの見るの好きなんだ。」
じゃあ遠慮なく。