熊田 理央。17才。
私ね、人生がすごく楽しい。
…なぜかって?
なんでも上手く回るようにできてるから。
成績もいいし、
可愛いとよく言われるし、
モデルもやってるし、
お金には困ってないし、
1年前に知り合った、私にぞっこんの大学生の彼氏もいる。
完璧でしょ。
そしてみんな私を好き。…ママを除いて。
今日は始業式。
いよいよあと1年で卒業という学年まできた。
どうせ、高校から大学はエスカレーター式だから大学受験なんてする必要ないけど、
この学校飽きてきたし、もしかしたら出てくかも。
ま、12月くらいになったら考えればいいや。
今をとりあえず楽しまないとね。
この先どのくらい生きられるかなんて知らない。
明日死ぬかもしれないし、明後日死ぬかもしれない。
だから、私は明日に期待したりはしない。
今楽しければいい。
ほら。
高3になっても、みんなが私を見てる。
「あっ!リオちゃんと一緒のクラスだ!」
「やべー。天使と同じクラス!」
クラス分けの一喜一憂だって、
私が基準。
私は、愛されてる…はず。
私ね、人生がすごく楽しい。
…なぜかって?
なんでも上手く回るようにできてるから。
成績もいいし、
可愛いとよく言われるし、
モデルもやってるし、
お金には困ってないし、
1年前に知り合った、私にぞっこんの大学生の彼氏もいる。
完璧でしょ。
そしてみんな私を好き。…ママを除いて。
今日は始業式。
いよいよあと1年で卒業という学年まできた。
どうせ、高校から大学はエスカレーター式だから大学受験なんてする必要ないけど、
この学校飽きてきたし、もしかしたら出てくかも。
ま、12月くらいになったら考えればいいや。
今をとりあえず楽しまないとね。
この先どのくらい生きられるかなんて知らない。
明日死ぬかもしれないし、明後日死ぬかもしれない。
だから、私は明日に期待したりはしない。
今楽しければいい。
ほら。
高3になっても、みんなが私を見てる。
「あっ!リオちゃんと一緒のクラスだ!」
「やべー。天使と同じクラス!」
クラス分けの一喜一憂だって、
私が基準。
私は、愛されてる…はず。