「でっ?」
「はい、何ですか?」
先輩が私の顔とひっつきそうな程近づく。
「山田は付き合ってくれるか?
お前、俺と付き合ってると思ってなかったらしいし。」
先輩の匂いがフワリと香る…柔軟剤の匂いだ。
私は顔が真っ赤で、先輩の顔が見れなく
なって仕舞ったのでそっぽを向いて考える
「…せ、先輩は私が付き合わないと言ったらどうします?」
するとまた先輩は即答した。
「え?無理やりキs「わぁぁぁぁあぁぁああっ!」何だよ?」
「分かりましたから///」
「私も、好きです」
私がそう言うと先輩が細く微笑った。
その時、頭からヒラリと舞い落ちた桜の花弁をずっと大切に持っている事は
私だけのナイショだ__…。
【END】

