バイトは休むことにした。涙が止まらないから。
眠れないから。
怖くて怖くて眠れない。
でも人間は弱くて
3日目にして私は目を閉じた。
と言うより気付いたら夢だった。
真っ暗な部屋にいて
でも何故か電気の場所は分かって
静かに電気をつけた。
目の前にはバイト先のユニフォームを着た岳が立っている。
場所はどこだか分からない。
「舞にお願いがあるんだけど」
『何?』
夢の中で岳は生きていて
当たり前のように目の前にいた
「これ。思いっきり引っ張ってくれない?」
差しし出されたのは真っ赤な紐で
その紐は
岳の首に繋がっていた。
その後どうしたのかは分からない。
岳は楽しそうに笑った。


