一生分の愛を君へ

泣いて泣き崩れて
私たちが落ち着く間も無く

気が付けば岳の棺に蓋が閉められる時が来ていた。


ガタンと重苦しい音をたて、岳が親族たちの手によって持ち上げられた。

棺を囲むたくさんの人のすすり泣く声。岳を呼ぶ声。

全てが私の耳から入って消えていった。


岳。

岳?

どこへ?…