一生分の愛を君へ

『お前のせいで人間不信なんだけど』

夢で岳にそう言った。

その夢から、家のチャイムで目覚めた。

何度も何度も鳴るチャイムを、全て布団の中で聞いてた。

どうせ訪問者は真人だ。
玄関を開けたら

黒い服に身を包んだ真人が岳の死を実感させるんだ。
まだダメなんだよ。

私まだ
一度も泣いてない。

「舞!舞!出てこい!」


ダンダンダンっ