一生分の愛を君へ


〜♪

休みだと言うのに9時に携帯の着信音で起こされた。
相手は真人だった。
イラッとして出るか出ないか迷ったけど、昨日は車を出して貰ったし奢って貰ったし
電話くらい出るか。と思い通話ボタンを押す。

『…もしもしぃ?完全に寝てたんだけど…』

「舞?とりあえず目覚ませ。で、一回落ち着け。」

『ん?別に落ち着いてるけど?何?』

真人の呼吸が
乱れている。

「いいから。落ち着いて聞いてくれよ。」

『分かったって。何?』

「頼むぞ舞。あのさ、岳が死んだよ。」

コイツは一体
何バカなことを言っているんだ

『いやっ待て待て待て。意味分かんない。何?』

「本当なんだ。舞、落ち着いてよ?岳の母ちゃんから電話があって…」

『いい!いい!そういうの!面白くない。』

「舞。俺だってまだ頭ぐちゃぐちゃで何かわかんねぇんだ。頼むからさ、聞いてくれよ。
岳は、昨日の夜か今朝方に自分の部屋で…」

『真人!待って!分かんない展開早すぎ。岳は何?どこにいるの?』

「……岳は…もういないよ?舞?」

頭がおかしくなるとか真っ白になるとかって言葉が
当てはまるのか分からない。
ただ分からない
と言うのが適切な気がした。

岳は?今どこ