一生分の愛を君へ


「…あいつ。バカだねぇ。」

『バカだよ。でも頭はいいんだよね。』

「俺には分からんよ。あいつの考えてることは。」

『だよね。私もさっぱり分かんないもん。』

私はあー君のお金で豚汁をおかわりして部屋に戻った。

岳と真人が
「起こせ」
と騒いだのは言うまでもない。
まだ物足りなそうな2人の希望をへし折って
4人ぎゃあぎゃあ騒ぎながら山を降りた。

家に帰ろう。

「バイバイ長野。」

岳が小さく呟いた。