一生分の愛を君へ

改めて見たゲレンデの雪は
これでもかと言うくらい太陽の光を私たちに飛ばしていた。
眩しいくらいのその光に目を細め岳を見つめると
何故だか凄く幸せだった。

「あー早くリフト乗ろうぜぇ!」

「だって真人がまだ来ねぇもん。」

『あいつ本当にアホ。』

岳はもう早く雪に乗りたくて
リフトを見つめてウズウズしている。

「じゃあさ、お前ら先行けよ。」

「えーあー君も行こうよあいつ置いてこうぜアホだから。」

「アホだから待ってんの。どうせ真人はお前らの早さついてけねぇから。」