一生分の愛を君へ

「雪だー!」

「雪だー!!」

『雪だー!!!』

「ゆーきだーー!!!!」

ゲレンデの雪は太陽が反射して、キラキラと輝いた。
それはもう眩しいくらいに。
見入る私と真人の手を、岳ががっしりと掴む。

「板降ろせ!」

目を雪よりも輝かせ岳は大きな声を出した。
「まず部屋行くべきだろ!ウェア着て、滑る用意!」
荷物を降ろしながらあー君が言った。
「そうだな。」
はっとしたように頷き、うんうんと言って宿の中へ向かう。

部屋は4人部屋。
そんなに広くはないが
持ってきた酒を心置きなく飲めるだけの広さはあった。

中心にある卓袱台を真人が勢いよく端に寄せ、寝転がった拍子に卓袱台の上のお茶をこぼした。

あぁぁ
と、情けない声を出す真人を置いて、一同はウェアに着替えゲレンデに向かった。