一生分の愛を君へ


朝4時半

あー君の車が私の家に到着した。
「おはよー舞。助手席乗れよ。」
『ありがとう。』

後部座席の窓から真人が顔をだす。
助手席のドアを開けて乗り込み振り返ると、久しぶりに会う愛しい岳がいた。

「久しぶりじゃん。つっても先々週会ったか!」

岳はわはわはと笑った。
緊張の糸がプツンと切れる。岳の笑顔が、パックよりも私を満たす。

緊張していたんだ。
やっぱり好きなんだ。それは分かっていたことだった。
分かっていたはずだけど、恋というのは何度も確認してしまう。