一生分の愛を君へ

真人は唖然として私を見た。

『別にヘラヘラしてるだけでいいよ。十分。』

「…わかった!それで力になれるなら!」

ついつい笑みが溢れた。そうゆうことなんだ。真人の存在は。
コホンとひとつ咳をしてあー君が口を開いた。
「どうすんの?」

『…会いたい…かな?とりあえず。けど大丈夫。自分で会える。』

それから私はすぐに岳と連絡をとった。

そして次の日には2人で会うことになる。

勇気を出して連絡をしたけど、岳は電話に「やおー」と出て
当日は私より15分遅れて現れた。焼き鳥が美味しい、駅前のお店。

「久しぶり!」

『久しぶり。』

全然凹んでる様子なんてなくてむしろイキイキしている。
「俺を振るなんてさぁ生意気なぁあのガキめ!」

なんて言って笑った。

何か悩んで損したかも。
やっぱり、会えばこんなに楽しい。
深刻に悩んでいたわりに
平凡な日常は簡単に戻った。
「心配して損した!」
と真人は膨れてた。