スノードームをゆっくり振って、沈殿した雪をもう一度舞わせる。なんだか宝箱を開けたような 幸せなワクワク感が生まれた。 「…おっいいじゃん。」 そう言って岳は、私のことをじぃっと見つめた。 バシンっ 「イテっ!」 『可愛いじゃん。いいセンス。』 何だか涙が出そうで悔しかったから 岳を叩かずにいられなかった。 『嬉しい。』 「…。」 『こういうの。好きなんだよね。』 私はようやく岳の目を見れた。 『ありがとう』 「おー。いいんだよ。」