一生分の愛を君へ

その夜俺は布団のなかで考えた。
あの沈黙は何を意味していたんだろう。その後翼はいつものようにクールで
真人たちも普通に声をかけてきたり飲んだりしてた。

いつもと違ったのは、俺が塩漬け落花生を残したことくらいだ。

何だか気持ちが浮わついて、食べきれなかった。

「翼、男前だなぁ…」

悔しいくらいにかっこよかったのだ。
翼は。

ふぁっとアクビをして、美帆に失恋をばらしたいきさつを聞き忘れたなと思う。

起き上がり携帯を持ち
-ありがとう。おやすみなさい。-
と翼にメールをしてから眠りについた。