一生分の愛を君へ

思い立ったら辞めずにはいられなかった。

岳に対する当て付け。
嫌なやつと言われようが。どうでもよかった。
岳が私のこと悩んでくれれば、そのまま目の前からいなくなれれば何よりだと思った。

店長は
「相変わらず自由だな。」と苦笑いを浮かべて
『明日でやめます』
と言った私の頭をポンと叩いた。

そして次のバイトは新しくオープンするショッピングモールの中のカフェ。

オープンは3月30日。
だけど
そんなドラマのような展開はなくて。
バイトを変えた私は真人や岳と遊ぶし、岳は彼女のことを笑って話す。

これでいい。