一生分の愛を君へ

「あのさぁ、全然信じられないと思うけど。」

未だ太陽を見続ける舞。俺も太陽だけを見た。

「俺、お前のこと好きなんだよね。」

二人の視線はずれない。

もうすぐ眩しくて見つめられなくなるだろう太陽を惜しむように。

「シカト?」

『全然信じられないね。それ』

微笑んでいた。俺も。すごくいい感じだった。

「だよねぇ。でもそれが本当なんだなぁ。」

太陽がどんどん高くなる。光はどんどん強くなる。

二人は黙ったまま前を見る。何だか幻想的な気分になっていた俺は、ふと冷静になり恥ずかしさが増してきた。

「あー限界!眠い!」