一生分の愛を君へ

12月23日
天気は曇り

人混みも寒いのも苦手な俺は、例のごとく孝介の部屋に来ていた。

翼は今日から彼女と旅行で、拓郎はインフルエンザだ。
俺は1人、孝介がバイトから戻るまでの時間を過ごす。
炬燵に入り、麦茶を飲んで、美帆からの連絡を待っている。
冷たい風で、窓がカタカタ音をたてた。