一生分の愛を君へ

気が付くと朝だった。

回りには相変わらず酔いつぶれたみんなと、岳が窓際に寝ていた。
傍にある煙の上がったタバコが
ついさっきまで起きていたと言うことを物語る。
なんでだろうか。

私は泣いていた。

静かに涙を流し声を殺した。

グッと閉じた口の中に塩辛い涙が染み込んだ。