一生分の愛を君へ

『どこ行こうか?』
「学食?」
『それはつまらない。』

どうしよっかなぁ… と言う言葉にあわせて
美帆は体を揺らした。

桜の葉っぱの隙間からキラキラ差し込む光は
人を美しく見せる。

そんなキラキラの美帆を見ながら
昨日の舞を思う。

本当に
また会いたいな。

『海風のデザート!』
美帆が胸の前で手を叩いた。長い髪をゆらゆらさせて。
そのまま後ろに美帆をのせ、海風に走る。
舞の時より勢いよくシートが沈んだ。

美帆は今日も、大きな胸と小さな顔を俺にぎゅうっと押し付けて、風を感じていた。
そしてたまに、俺の肩に顎をのせ
うふふ
と笑った。

海風につくと、カシスオレンジとハニートーストのバニラアイス乗せを頬張り、また笑った。