一生分の愛を君へ

黙り込む私に

「あー限界!眠い!」

と、想生が伸びをする。

暖かい日に当たった彼は
まるで猫のようだった。

「駅まで送る。帰ろう。」

バイクでたどり着いた駅で、想生に手を振り
すぐに来た電車に乗り込んだ。
朝の電車は空いていてすごく心地よかった。

ゆらゆら

ゆらゆら

窓の外に広がる海が眩しくて、目を細める。

そのままうっとり
私は眠った。