一生分の愛を君へ

「あのさぁ、全然信じられないと思うけど」

想生は言った。

「俺、お前のこと好きなんだよね。」

それはまるで
俺、明日が誕生日なんだ
と言うような言い方だった。

「…。」
『…。』

「シカト?」


太陽はぐんぐん高くなり
どんどん眩しくなるだろう。

『全然信じられないね。
それ。』

想生は一瞬私を見て
もう一度ふっと笑い
前を見た。

「だよねぇ。
でもこれが本当なんだなぁ。」