一生分の愛を君へ


「舞さ、今年はクリスマス何すんの?」

隣を歩く真人は
ダッフルコートの袖に手をすっぽり覆い肩を震わせながら言った。

「何もなければ連れてきたいとこあんだけど。」

冷たい風が
2人の体全部を突き抜け冷やした。


『…どこ?』

ポッケに手を突っ込み
ぐるぐるに巻いたチェックのマフラーの中で聞き返すと、とりあえず二件目早く決めようっと早口に言いながら

真人はよくいく居酒屋に入った。