一生分の愛を君へ

10月
やっと、暑い日は来なくなりようやく町が秋になった。

今月もまた
岳の月命日に1人で泣いた。

そして岳は夢に現れて
昔のように私に笑うんだ。
自分の笑い声で目が覚めた私は、悲劇のヒロインぶって岳への想いを引きずる自分が恥ずかしくなった。


天井の小さな豆電球が
優しく私を照らす。

布団を鼻下までまで被り直しもう一度眠った。