一生分の愛を君へ

ずっと楽しみにしてた。

岳と打ち解けたきっかけを、一緒に楽しむことができるこの日を。

岳のことをよりいっそう好きになることくらい、予想通りの展開だった。

1日中好きな人と、屋台を回り、音楽を聴き、感動する。
密かに同じTシャツを買ったことを真人に突っ込まれた頃
辺りもだんだん暗くなり
首から下げた2本目のペットボトルが空になる。

私たちが
特に大好きなアーティストがオオトリで現れる。

もちろん一番盛り上がるところだ。
会場全体が1つになる。