一生分の愛を君へ

「おめでとーう!」

パンパンとクラッカーがなる。
桜の幹の裏から
懐かしい仲間が顔を出した。

居酒屋のバイト仲間達だ。今でこそバイト仲間ではないけれど。

私の恋を見守った仲間たち。

『ありがとう…』

『遅くなってごめんね』

「酒もタバコも堂々と出来るね」

『おめでとう!』

満面の笑顔で私を囲む仲間たち。
親友。

これだけの人が集まって
誰が私の心を見抜いただろう。

きっと誰もが幸せそうだと思ってる。楽しそうだと、そう思っていたに違いない。

口ではありがとうといいながら

『死にたい』

と考えた私は
最低だろうか。