悠人くんがにっこり笑ってそう言った。

私はカバンを持って急ぎ足でお店を飛び出した。

お客さんが来るなんてもちろんウソ。

っていうか、親からメールも来てないし……。

あの場にいてどんな会話したらいいかわかんなくて、飛び出しちゃったよーーー。

夜、心配してくれた唯と沙由のメールを見て、反省した私のなのでした。