君色初恋

「夢香ちゃん?」

突然後ろから名前を呼ばれて

体がビクッと動いた

「あっ、徹くん」

「さっきの人と知り合いなの?」

「さっきの人?」

「さっきの……。男の人と」

「えっ、あっ。えっと…」

知り合い?

知り合いって言っていいのかな?

「えっとね……顔見知り?」

「え?」

徹くんは不思議そうな顔をした

「あっ…まあ、知り合いかな?」

「……そうなんだ……」

「どうかしたの?」

「ん?いや、何でもないよ。ただ気になっただけ。」

「そう……って徹くん来るの速いね」

「そう?それを言うなら夢香ちゃんだって。」

「あはは。そうだね。」