俺は今、デザイン会社の社長。大手有名会社の次期社長で御曹司。
嫌でも俺は会社を継がなければならない。はっきり言って、会社など継ぎたくもない。面倒だ。そう思いながら今日も通勤する。
家族は母、父、兄、弟、俺の5人家族。兄は自分のデザイン会社を設立し、
弟は大学院でデザインについて日々、勉強に追われている。
中でも、会社の社長でこれといってもいいほどの事はしてない、俺は
『会社を継ぐ』という、命令が示されたのだ。改めて自分の事をバカだと思ったよ。兄さんや弟みたいに忙しくしてれば継がなくてもいいのにってな。
「廉、明後日、空けておけ。あってもらいたい人がいる。」
「なぜ?」
「まぁ、わかる。空けておいてくれ。」
「分かりました。」
なんだ?いきなり。親父が直接言ってくるのも珍しい。嫌な予感がするな…。

