俺様王子に初恋します ~弱い私を許してください~










「はぁー、、」





全力疾走したからなんとか間に合った、






よかったー






すっごい疲れたけどね、、笑


 










「おはよう、聖華!」






「未来おはよう!もうクラス発表見に行った?」





「見に行ったよ!私3組だった!聖華は見に行かないの?」






「今から行ってくるよ!ちょっと待ってて!」











んー、人が多すぎて全然見えないんだけど!





そこの人邪魔だなー





見えないじゃんか!







「あっ!」






今、隙間から見えたよ!



















「未来~、私も3組だったよ~」




去年は離れちゃったから凄く嬉しい!






「ほんと?!やったね!嬉し~」







嬉しすぎて、思わず2人で抱き合っていた







しばらくそうしていると





「お前ら、バカなんじゃねーの」


という、明らかに私をバカにするような声が聞こえてきた








なによ!





バカはお前だ!





せっかく未来と幸せ気分に浸ってたのに!








ちなみに、私の幸せ気分を壊したのは
丸山 蓮









「いいじゃん!私、未来のこと好きなんだもん!」







別にいーじゃんか




何してようと蓮には関係ないでしょ!







「はいはい、わかったら。てか、教室いかねーの?みんな移動してるけど、」






ほんとだ




全然気がつかなかった






「聖華、私たちも行こっか」




「そーだね、てか、蓮も3組?」




「おう!」





それから3人で教室に向かった