俺様王子に初恋します ~弱い私を許してください~






「おはよう、もうできてるから冷めないうちに食べちゃってね」




「ありがとう、美和さん」





そう言って、美和さんはキッチンの方へ行った







今は両親がいなくて、私の父のお姉さんである美和さんに、小3のときに引き取られた。


凄く優しい人で、私を実の子供みたいに、よくしてくれているから、私も実の母のように慕っている




引き取られたのが美和さんで、本当によかったと思ってる






「美和さん、ごちそうさま!今日もおいしかった!」






「ありがとう。それより早く用意しないと遅れるわよ?」





え?






あ、








「うわっ、ヤバっ!もう8時?!急がないと遅刻するー」




そんな私を見て笑ってる美和さん





笑ってる場合じゃないよーー






新学期早々、遅刻なんて











ありえないーーー!!